
会社の上司に誘われたり、そろそろゴルフを始めようかと思うあなた
ゲームでゴルフを行う場合は特に気にせずボタンを押せば次々に試合が展開していきますが
実際自分で行う時に知っておきたい内容や基本的なルールについて解説を行います。
複数人でゲームを行うのでルールを知って潤滑にゲームを行いましょう。
基本的なゴルフのルール
ゴルフは一言でいうと、「いかに少ない打数(スコア)でコースを回ることができるのか」を競う球技です。
スコアのカウントの仕方は「空振りを含むボールを打った数+ペナルティにより加えられる数の合計」で数えます。
ペナルティ一覧
OB(アウトオブバウンス) 1打ペナルティ
それぞれのホールによって決まっている場所より外に外れた場合1打のペナルティが発生します。
多くの場合は林の中や生の中等、次を打つことができない場所がOBとなっています。
ティショットや2打目以降でその対処法が異なります
例)
1打目(ティショット)の場合は1打を罰としてティショットを3打目として打ちます。
(ローカルルールとしてティを外して3打目として打つこともあります)
2打目がOBに親友した場合はOBとなった場所の近くでホールに近づかない場所にボールを落として打ちなおします。
ペナルティエリア 1打ペナルティ
打ったボールが池に入ってしまうことで発生するペナルティを「ペナルティエリア」と言います。この場合、1打罰で元の場所から打ち直します。
または、1打罰でハザードの区域(「ここから先はペナルティエリアです」というエリア、通常赤杭で示されます)を最後に横切った地点とグリーン上のピンを結んだ後方線上にドロップ(膝の位置から真下に落とす行為)して続けます。
空振り 0打ペナルティ
空振自体はペナルティはありませんが1打としてカウントします。
例)
1回空振りをして、もう1回振ってボールが飛んだ場合は「空振り1回(1打)+1回打った(1打)+0打罰=2打」となります。
グリーンの上でマークをしないでボールを拾う 1打ペナルティ
ボールがグリーンに乗った時は、ボールの向きを調整したり、他の人のパッティングの邪魔になったりしないようプレー中のボールを拾うことができます。
このときは、ボールを正しい位置に戻せるよう必ずマーク(自分のボールの後ろに目印を置く)しなければいけないのですが、これを怠ると1打罰となってしまいますので気をつけましょう。
バンカー内の砂を打つ前に振れる 2打ペナルティ
バンカーに入ったボールを打つ際、クラブを構えたり素振りをしたりなどボールを打つ前にクラブで砂に触れると2打罰となります。
初心者のゴルファーがやりがちなミスなので気をつけましょう。
ちなみに、球がバンカー内にある場合、ルースインペディメント(木の葉、石などの自然物)を罰なしに取り除くことができるようになります。(2019年1月1日にルールが改正されました)
日本のゴルフ場はスピードが重視されている?
日本のゴルフ場は、約2,400に対して、ゴルフ大国アメリカは、日本の7倍の約17,000といわれています。日本とアメリカの人口比は約2倍。単純に考えても、日本のゴルフ場はアメリカに比べても、3倍近く混んでいることになります。
そのため単純に日本でのプレイ時間を3倍になることで同じラウンドがプレイできるため
ルールとして明記はされていませんが自然と日本ではある程度早くラウンドを回る事が必要となっています。
ゴルフ道具のルール
日本のゴルフではJGAが規定を決めています。
ここでは特に細かい項目についての説明というよりは間違えやすい項目について解説をしていきます。
クラブのルール
ラウンド中に持ち歩いていいのは(カートに積む分も含めて)14本です。それ以上は「使わないけど一応積んでおく」ということでも違反となります。ラウンド開始時点でどのクラブを使うかを決め、14本を超える本数は決してラウンドに持っていかないことです。14本以上の持ち運びが判明した場合、各ホールに対して2打罰という厳しい罰が課せられます。
手持ちのクラブのうち、どのクラブを使うかは、ゲームスタート前に決め、その時決めたクラブ以外のクラブは決して使用してはいけません。関連して、他人のクラブを借りることも、原則として禁止です。自分のクラブが折れたとしても、他人のクラブを貸してもらうことは違反となります。
ゴルフボールのルール
ボールは改造されているとペナルティとなりますが、ボールの破損も改造と判定されてしまいます。プレー中にボールへの衝撃で破損や変形が起きたと思った場合は
同伴者に状態を確認してもらうことができます。
その時は以下のポイントに注意してください。
・同伴競技者にボールを調べることを伝え、立ち会ってもらう
・ボールのあった位置をマーカーでチェックする
これを怠った場合はペナルティとして1打が加算されます。